どうなっているの?杉並の医療

杉並区医師会は区民の皆様の健康の保持・向上を目的に、各種健診・休日診療・予防接種・講演会・児童生徒の健康管理・救急及び災害時医療・介護認定審査等の事業を行政(杉並区)とまさに車の両輪の関係で実施しています。
このコーナーでは、杉並区医師会が医療現場から得られた情報を基に医療の専門家としての対策を考え、その具現化した内容を医療情報として皆様に発信することを目的としています。

【第8回】杉並区がん検診について(2) [2013.06.12掲載]

Q1.
杉並区のがん検診は受けるべきですか? 費用はどのくらいかかりますか?

現在日本人の2人に一人が ガン にかかり、3人に一人が ガン で亡くなっています 。 もちろん死亡原因の第一位は癌になっています。
胃・肺・大腸・子宮・乳癌は検診を受けて早期発見、早期治療ができれば治癒する可能性のある癌です。 早期がんであれば90% 以上の5年生存率(手術後5年間癌が再発せずに健康でいられること。 ここまで再発がなければ癌の再発は考えなくていいといわれている期間)が得られます。
早期の癌には症状はありませんし、こうすれば癌にならない等の予防法もありません。そのためにも多く の皆さんに癌検診を受診していただくことが大事になります。
平成23年度の杉並区の癌検診受診率は、胃(2.7%)・肺(1.3%)・大腸(33.3%)・子宮(18.7%)・乳(21.4%) となっています。
癌検診の受診率の目標は50%であり まだまだ目標に達していないのが現状です。 そこで杉並区は平成25〜29年度の保健福祉計画でがん対策の推進を重点プランとして掲げ、 がんの早期発見・早期治療のためがん検診の普及・啓発に努めるとともに自己負担金の軽減を図り、がん検診の受診率向上を目指すとしています。
今年度は胃・肺・子宮・乳がん検診について自己負担金を1,000円→500円に下げて実施することが決まりました。 (大腸がん検診は前年と同じ自己負担金200円となります)
癌の早期発見・早期治療のため、ひいてはご自分の健康のため、ひとりでも多く癌検診を受診しましょう。


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