どうなっているの?杉並の医療

杉並区医師会は区民の皆様の健康の保持・向上を目的に、各種健診・休日診療・予防接種・講演会・児童生徒の健康管理・救急及び災害時医療・介護認定審査等の事業を行政(杉並区)とまさに車の両輪の関係で実施しています。
このコーナーでは、杉並区医師会が医療現場から得られた情報を基に医療の専門家としての対策を考え、その具現化した内容を医療情報として皆様に発信することを目的としています。

【第2回】今冬のインフルエンザの対策について [2010.12.27掲載]

今冬のインフルエンザ対策はどうしたらいいですか?

昨シーズン(平成21年)は新型インフルエンザ(A/H1N1)の大流行が見られましたが、今年は季節性インフルエンザ、新型」インフルエンザ (A/H1N1)のいずれも流行の可能性があります。
季節性インフルエンザは特に高齢者が重症化しやすい傾向があり、一方、新型イ ンフルエンザは子供や成人を含め広い年齢層で重症化する場合があります。
今年は全ての年令の方がインフルエンザの感染に注意する必要があります。

インフルエンザ対策の基本は、新型インフルエンザでも季節性インフルエンザでも変わりません。
今年主に接種しているワクチンは3価のワクチンです。即ち、A型ワクチン(新型、季節型)とB型ワクチンの混合ワクチンですので早めに接種しましょう。

インフルエンザの対策は
1)ワクチンの接種
2)手洗い、うがいの励行
3)マスクの着用、咳エチケット
4)普段の充分な睡眠と栄養 などです。

                          公衆衛生部

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